信長の野望Online群雄サーバー上杉家でのプレイ日記


by kanon-gunyu
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毘沙門天様がみてる3(前編)

注意:信Onとは直接関係ないので、「マリみて」というキーワードに
反応されない方は読み飛ばしてください。

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その儀式は、シ○もマ○もG○も抜きで始まった。
信Onではプレイヤーの自主性を重んじて、自主イベントにコー○ーが介入しない習わしであった。
春日山城天守閣には、与力約二百名が集められ、部隊ごとに四つのブロックに分けられて座っていた。
「与力の皆さん。まずは、昇進おめでとう。」
大声で一歩進み出たのは、ひときわ華やかな顔立ちのPC。胸に挿した薔薇の色を確認するまでもない、無遠慮に乃梨子を眺めた上級生。-紅薔薇さまだ。
「さて、我が上杉家評定衆は毘沙門天様の心にちなんで『山百合会』と名づけられています。そのため、毎年この毘沙門天祭りの日に、新与力を迎える儀式を行ってきました」
薔薇だの百合だの忙しい。挨拶はいいからさっさと終わらせてくれないものだろうか。しかし、そう思っているのは乃梨子だけのようで、近くにいるPC達は感動に噎びながら紅薔薇さまの言葉を聞いている。どうしたわけか、寄り合い所長のありがたいお話の、何十倍も真剣なのだ。
(……志摩子さん。)
紅薔薇さまの斜め後ろに控えた志摩子さんは、乃梨子のように落ちつきなく周囲を見回したりしない。事情を知らないから、あくまで平常心といった感じで立っている。
(志摩子さーん。大変なことになっちゃったよ。どうしよう。)
やっと見つけた志摩子さんであったが、こう距離が遠くてはどうしようもない。
「私たち上級生は、心より新しい妹たちを歓迎します。共に、毘沙門天様に恥じるこなき戦国の世を送ることにいたしましょう。後ほど趣向も用意していますからお楽しみに」
お楽しみに、なんて言われても。役員たちによる歌や隠し芸なんか、乃梨子は別に楽しみではなかった。でも志摩子さんの琵琶ならば、ちょっと聞いてみたい。
(-ってそれどころじゃなかった)
「まずは記念に部隊アイテムの贈呈を」
「呼ばれた部隊は、一列に並んで前に。」
与力鬼小島隊は紅薔薇さまの前、松本隊は黄薔薇さまの前、甘粕隊は白薔薇様の前、と手際よく整列させられる。

ところで、乃梨子はラストの水原隊なわけだから、甘粕隊が済んだ後に志摩子さんの前に並ぶことになるらしい。
「毘沙門天様のご加護がありますように」
三人がかりで四部隊。しかし、取引窓を開くわけではないから、思ったより時間はかからない。各薔薇さまは、補助役のピンクの薔薇の生徒が持った部隊アイテムを取り、手際よく与力の袋に入れていく。
「次。水原隊。前に。」
呼ばれるまま。乃梨子も重い腰を上げた。部隊アイテムなるものに興味はなかったが、ここで拒絶なんかしたら騒ぎの元だ。今は○○のことが気がかりで、できるだけ速やかにこの会が終了することを祈るのみだった。
「毘沙門天様のご加護かありますように」
志摩子さんが一人一人にそう言いながら、弓九曜染布を渡していく。あと二人で、乃梨子の番だ
(もしかして今頃、○○は大袋に返されているかもしれない)
順番待ちしながら、ぼんやりとそんなことを考えていた。だが、PCは全員この場にいる。
(あと一人)
「毘沙門天様のご加護がありますように。」
(次……)
直前にアイテムをもらい終えたPCが後ろに下がり、目の前に現れた白薔薇さまが乃梨子を見つけてほほえんだ。
「毘沙ー」
志摩子さんがそう言いかけたその時。
「お待ち下さい!」

つづく
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あとがき

この前書いたのは昨年9月。書きっぱなしでその存在をすっかり忘れていましたw
新作書けと、とある筋からの圧力によりw
構想のあったパロディを文章化してみました。
#白蛇でみやびんの修得やりながら
#巫女は痺れ鱗がとんでくるので何もやることなくて暇です(ぉぃ
#あ、やっと気合い韻参を修得しました^^
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by kanon-gunyu | 2005-06-08 01:51 | 毘沙門天様がみてる